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*--関西トランペット協会BBS--*

関西トランペット協会の掲示板です。
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無題
  KTPA
課題曲部門本選結果
第一位該当者なし
第二位浦田誠真
第三位伊藤駿

フリースタイル部門結果

ベストパフォーマンス賞
生駒夢
敢闘賞
甲斐千裕 山口素子
審査員賞
武岡佑哉

オケスタソロ部門結果
第一位 該当者なし
第二位 伊藤駿
第三位 浦田誠真
Date: 2013/06/10/23:16:12   No.24



第4回新人演奏会
  KTPA
2013新人演奏会を聴いて
 晴天に恵まれた4月21日、京都堀川音楽高校ホールにて、関西トランペット協会第4回新人演奏会が開催されました。会場には出演者の関係者をはじめ、多くのトランペットファンが詰めかけました。
 冒頭、司会の菊本和昭氏は、今回の新人演奏会などをはじめとして、関西トランペット協会のイベントが年々定着してきている事を紹介しました。
 さてトップバッターは大阪芸術大学卒業の福本沙織さん。華麗なピンクのドレスで登場し、ネルーダの協奏曲を演奏しました。軽快な第一楽章、素朴なカンタービレの第二楽章、そしてリズム感のあるはつらつとした第三楽章、しっかりした演奏スタイルと透明な音色で最後まで安定感がありました。
 二人目は相愛大学を卒業し、今年から大阪教育大学大学院に入学した中村駿介さんのL.モーツァルトの協奏曲。この曲は今年8月に開催される日本管打楽器コンクールの課題曲の一つでもあり、注目を集めました。ハイDもトリルも美しくコントロールされ、第二楽章では装飾音符にオリジナリティがあり、好演でした。菊本氏からは、フェイスブックに書いた曲目解説を絶賛されていました。
 三人目はクリーム色のドレスで登場した、同志社女子大学卒業の福井杏奈さん。ハイドンの協奏曲をB管で演奏。フレーズ感と強弱のメリハリが良い第一楽章、ゆったりと歌った第二楽章、軽快なテンポ感の第三楽章など好演しました。菊本氏のインタビューでは、福井さんはバンドでボーカルもやっているとの事。多彩な音楽家です。
 四人目、大阪音楽大学卒業の肥後徹士さんは、難曲ジョリベの小協奏曲をエネルギッシュに演奏。華やかな導入部、力強いテーマ、軽快な三連符を聴かせ、緩徐な部分のメロディーはカップミュートの音色がセクシーでした。最後は超絶技巧の連続をアクセル全開で吹ききりました。肥後さんは、6月15日にドルチェ楽器で開催されるデビューコンサートに出演します。
 五人目はESA音楽院を卒業した藤岡龍史さんがブラントのコンサートピース第二番を演奏。柔らかく明るく伸びのある音で朗々と歌い上げました。技巧的部分も一音一音大事に鳴らしきって、緻密な練習がうかがえる安定感のある演奏でした。その後のインタビューではフランス留学に意欲を燃やしているとの事でした。
 最後はピンクのドレスで登場した坂本佳織さん。プラネルの協奏曲はあまり知られていませんが、ロマンティックな曲想を持ち、細やかな技巧とハイトーンの連続が要求される難曲。第一楽章冒頭のハイCを美しく決め朗々と吹ききり、続く第二楽章のメランコリックなメロディを表情豊かに歌い上げ、第三楽章は軽快な十六分音符をリズミカルに表現し、最後のカデンツァまで集中力ある見事な演奏でした。坂本さんは6月2日にフェニックスホールで開催されるヤマハ新人演奏会に出演します。

 第4回となった新人演奏会は全体的にレベルが高く、学生達の技術が格段に向上していることがうかがえました。彼らのこれからの活躍を大いに期待したいと思います。
               京都市交響楽団トランペット奏者 早坂宏明
Date: 2013/05/08/02:11:50   No.23



マーラー5番
  KTPA
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Date: 2013/03/27/11:53:02   No.21

Re:マーラー5番
  KTPA
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=2BnIOaBsfrY
Date: 2013/03/27/11:54:00   No.22



京都フィルハーモニー室内合奏団 楽団員募集
  KTPA
特定非営利活動法人 京都フィルハーモニー室内合奏団 楽団員募集要項

募集人員:  トランペット奏者 1名

日時:    2013年7月4日(木) 10時30分開始予定
場所:    京都外国語大学 森田記念講堂  〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6

審査内容:   第1次審査 ・J.ハイドン/トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.Vlle-1 より第1楽章
                (カデンツァあり、版指定なし) ※ B♭管またはC管を使用のこと
              ・オーケストラスタディ(楽譜は募集締切後に発送致します)
        第2次審査 ・オーケストラスタディ(楽譜は募集締切後に発送致します)
              ・初見演奏
              ・面接

注意事項: ※第1次審査の合否は当日発表し、合格者を対象に同日第2次審査を行います。
      ※第2次審査合格者は9月1日の採用日から6か月間の契約期間を経て、正採用有無を
       決定します。
      ※集合時間等当日の詳細は、オーケストラスタディ楽譜送付時に書面にて通知致します。
       なお6月25日までに上記通知が届いていない場合は当団事務局までご一報下さい。
      ※伴奏者は各自同伴のこと。

採用日:  2013年9月1日(日) ※応相談
待遇:   当団規定による。社会保険完備。
応募方法: 履歴書(写真貼付、学歴、職歴、音楽歴記載)1通を提出下さい。
      ※履歴書に同封するもの: 郵送先、氏名を記入したオーケストラスタディ楽譜郵送用
                   封筒(切手不要)A4サイズ(角2号)
       応募書類はオーディションのみに使用します。返却は致しません。

応募締切: 2013年6月20日(木) 必着  郵送または持参のこと

お問い合わせ・郵送先:
特定非営利活動法人 京都フィルハーモニー室内合奏団 オーディション係
〒604-8135 京都市中京区東洞院通三条下る三文字町200 ミックナカムラ303

TEL 075-212-8275  FAX 075-212-8277
京都フィルハーモニー室内合奏団公式ホームページ:http://www.kyophil.com
Date: 2013/03/15/01:58:48   No.20



第4回KTPAフェスティバル報告
  KTPA
2012 第四回 関西トランペット協会フェスティバル
 晴天に恵まれた10/8、関西トランペット協会フェスティバルが伊丹アイフォニックホールにて開催された。会場では開演前から大学生や、地元伊丹市民の方々がメーカーブースに所狭しと並べられた楽器に見入っていた。
 午後三時、プロ奏者8人とティンパニによるショスタコビッチの「祝典序曲」の序奏で華やかに幕を開けた。
 プログラムの第一部はトランペットアンサンブル。最初は大阪教育大学8人による、A.フラッケンポールの「イントラーダとアレグロ」。モダンセンス溢れた曲で息のピッタリあったアンサンブルを聴かせた。次に出演したESA音楽院は三日前に急にメンバーの一人が出場できなくなり、プログラムをヴェルディ作曲「アイーダのグランドフィナーレ」に変更した。急な対応にもかかわらず、4本のアイーダトランペットで、堂々とした華やかな演奏であった。同志社女子大学はJ.ラブルダの「6本のトランペットのための組曲」を、柔らかく暖かな響きで聴かせてくれた。第二楽章のエコー風のコラールが素敵だった。京都市立芸術大学6人は黒人霊歌をジャズアレンジした「ゼア・イズ・ア・グレイト・デイ・カミング」。心地よいスイングとソロ回しが楽しい雰囲気を醸し出していた。滋賀コンコードは一般参加の社会人グループで、難曲D.ホートンの「6本のトランペットのための組曲」をテンポ感良くアンサンブルしていた。社会人のグループが技術的にも音楽的にも高い水準の演奏を披露出来ることはなんともうれしい。第一部最後は相愛大学23人によるチャイコフスキーの「スラブ行進曲」。大編成ながら一糸乱れぬアンサンブルと迫力のサウンドが見事だった。

 第二部は8月4、5日に行われた関西トランペット協会コンクール入賞者による演奏。最初は第二位入賞、大阪音楽大学出身の奈良環さんで、アルチュニアンの「協奏曲」。女性らしい柔らかな音色で奏でる自然なフレージングは最後までクオリティが保たれ、安定感があった。第三位、京都市立芸術大学4年、坂本佳織さんはテオ・シャルリエの「独奏曲第二番」。シャルリエの独奏曲は第一番の方が有名だが、技術的難易度が高いこの曲を伸び伸びと吹ききった。第一位、東京芸術大学5年の閏間健太さんは二年続けて東京から参加してくれた。演奏曲はP.スパークの「マンハッタン」。米空軍軍楽隊の委嘱により作られた曲で、第一楽章はコルネットが柔らかなバラードを奏で、第二楽章はトランペットに持ち替えて、一転して速くリズミカルな音楽。エンディングの超絶技巧とハイノートも見事だった。次に登場した腕試し自由曲部門ベストパフォーマンス賞は伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団トランペットセクション。田中知幸さん、高島陽子さん、山下育世さん、森美鈴さん、奈良環さんの5人で、E.モラレスの「シティ・スケイプス」を演奏した。都会の忙しさや情景を描写した曲で第三楽章ではマウスピースを叩いてリズムと音程を作る打楽器的表現の部分が斬新だ。5人の呼吸が合った見事なアンサンブルを聴かせてくれた。第二部トリを飾ったのは関西で一番若いオーケストラ奏者の二人、大阪フィルハーモニー交響楽団の篠崎孝さんと京都市交響楽団の西馬健史さんのデュエット。曲はアルビノーニの「二本のトランペットのための協奏曲」。篠崎氏は赤、西馬氏は緑、ピアノの金田仁美さんは薄紫の衣装で現れ、はつらつとしたピッコロトランペットを聴かせてくれた。第二楽章の繋留が美しく、第三楽章は技巧を凝らした見事なデュオだった。

 さて、第三部はいよいよメインゲスト、ピエール・デュト氏の登場だ。リヨン国立高等音楽院で22年間教授を勤め、数々の有名プレーヤーを育てた名教師であり、ダヴィッド・ゲリエ氏やアンドレ・アンリ氏の先生である。今回のプロデュースもアンリ氏によるものだ。
 まずレクチャーを行うものと思っていたら、挨拶代わりにと言いながらピッコロトランペットでヘンデルの「水上の音楽」を披露した。演奏し出したとたん、その音の太さと音量のすごさに会場はビックリ。とても66歳とは思えないのだ。続いてコルネットでプッチーニの「誰も寝てはならぬ」を演奏。これも圧巻でさながら張りのあるテノール歌手のようだった。
 続いて高本久也さん(相愛大学卒)をモデルに、レクチャーが始まった。まず、芸術は自己表現とコミュニケーションと説明しながら、「ミスティ」をアドリブ風に演奏した。これに対し高本氏も即興で応え、会場は大拍手。デュト氏によると、挨拶は握手より音の方が個性的でその人の多くを知ることができるとの事。そして、チューニングするにあたり、トランペット→ピアノの順番で音を出すように指示した。ピアノ→トランペットの順番だと耳が良ければ唇でチューニングしてしまうので、まずスッキリと心地よい音を出すことが大切と。
 高本氏がハイドンの協奏曲を展開部終わりまで演奏したところで、以下のようにアドヴァイスした。長所と短所を自己分析し、今の自分自身がどの位置にいるか、問題は何かを明らかにし、何をすべきか計画しなければならない。また、重心はつま先に、右手には力を入れない。ブレスは体のブレスと音楽的なブレスがあり、よく考える事。音楽はスイングすべきである。冒頭のメロディは4拍子で感じると1拍と3拍にアクセントがついてしまうので2拍子で感じる事。それぞれの音のクオリティが均一である事。また、タンギングはTahやTeeではなく、DahやDeeで、レガートはLeeと発音するよう指示し、アンドレ・アンリ氏が制作したアーバン教則本の伴奏CDを用いて付点音符などのスタイルを練習させた。このCDの伴奏が実に興味深く、練習する音符のスタイルにふさわしいアレンジが施されていて、自然と正しいリズムで演奏できるようになっていた。また、高音へのアプローチについて、口の周りの筋肉は円でできているので横に引かないよう注意した。そして、3度や8度の上行音型を「ee」を声で、「Hoo」を楽器で以下のように練習するよう説明。
3度 F→A F#→A# G→H このまま上行していく。同様に、
8度 F→F(オクターブ上) F#→F#(オクターブ上) G→G(オクターブ上)
 その後、総論的に次のようなアドヴァイスをした。日本の音楽教育は吹奏楽など、学校教育の一部になっていて素晴らしいが、初心者の段階で専門家がコーチできるようなシステムが必要である。アンブシュアに問題を抱えている学生がとても多い。正しいアンブシュアは、口笛を吹くように下あごを出して、上下の歯は同じ位置に。マウスピースは唇の赤い部分に当てない。当てる唇の上下の比率は半分ずつ、若しくは1/3,2/3か2/3,1/3が望ましい。1/4,3/4や3/4,1/4ではいけない。アンブシュアが正しくなければそれより前へ進めない。また練習方法の一例として、次のように指導。まずマウスピースを斜めにし、上唇にマウスピースの上部分だけを当て、次に真っ直ぐに戻して下唇部分にも当たるようにすると同時にバズィングする。また、同じ方法でトランペットを用いても練習する。
 熱が入りすぎて、レクチャー途中でもう終了時刻が迫ってしまったほど。休憩も省略して、続いてミニコンサートとなった。サンサーンスの「白鳥」を演奏後、アンリ氏とのデュオで、マンフレディーニの「協奏曲」、コルネットの小品等を演奏した。中でも、スコンクスの「エコーピース」という曲は、ステージでアンリ氏が吹いたフレーズをステージ袖からデュト氏がエコーし、とても興味深かった。この師弟二人の演奏スタイルは驚くほど似ていて、コルネットで速いトリプルタンギングの連続形などは、あまりにピッタリ合っていて、どちらがどのパートを吹いているのかわからないほどだった。アンコールは竹森健二氏も加わって豪華にコルネットでトリオを披露した。

 エンディングは恒例となった全員参加によるアンサンブル。地元、伊丹高校吹奏楽部の生徒6人も参加して総勢78人のトランペット奏者と岸田麗さん(京都市立芸術大学打楽器5年)のティンパニによる、ショスタコビッチの「祝典序曲」。編曲と指揮は関西トランペット協会事務局次長の野間裕史氏。開会ファンファーレは序奏だけだったが、締めくくりは全曲版で超超豪華なトランペットアンサンブル。迫力の大サウンドに客席は大喝采。今朝のゲネプロしか練習してないのに、その気になればできるものですね。
 かれこれ6時間半にも及んだコンサート、長かったけど盛りだくさんで満喫しました。来年も楽しみにしています。
京都市交響楽団トランペット奏者 早坂宏明
Date: 2012/11/16/11:23:50   No.19



第3回KTPAコンクール結果
  KTPA
課題曲部門
1位閏間健太 2位奈良環 3位坂本佳織

腕試し自由曲部門
田中知幸

オケスタソロ部門
1位無し、2位伊藤駿、3位閏間健太
Date: 2012/08/05/22:24:21   No.18



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